年越しそばを手打ち 村山、家族連れや愛好家ら励む
大みそかに食べる年越しそばを手打ちしようと、村山市農村伝承の家で31日、家族連れや愛好家がそば打ちに励んだ。 市内外から約30組が参加した。香り高い地元産「でわかおり」を使った生地を麺棒で均等に引き延ばし、丁寧に切りそろえた。参加者たちは黙々と作業に集中したり、家族で協力したりと、新年への思いも込めて手を動かしていた。同市楯岡荒町、会社員土屋拓斗さん(26)は親族と共に約60人前を用意し、「新年もみんなが健康で過ごせるといい」と話した。 市農村文化保存伝承館(門脇隼人館長)が毎年、そば打ちの会場として施設を開放している。