摘発警部補を書類送検 電動ボードで飲酒運転容疑 京都府警
酒気帯び状態で電動キックボードを運転したとして交通切符(赤切符)を交付された京都府警犯罪情報分析課の40代男性警部補について、府警が13日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検するとともに、減給100分の10(6カ月)の懲戒処分としたことが府警への取材で分かった。 「歩くより早く帰れると思い、安易な気持ちから運転した」と容疑を認めており、「府民の信頼を損なう行為で、本当に申し訳ありません」と話しているという。 送検容疑は4月27日午前2時ごろ、京都市中京区の路上で、酒気帯びの状態で電動キックボードを運転した疑い。 監察官室によると、男性警部補は同僚ら3人と飲んだ後、1人で同じ店に戻り再び飲酒。その後、電動ボードを借りて帰宅する途中で警察官に止められた。 府警の森功治首席監察官の話 小型モビリティに関する各種対策を強化する中、警察職員がこのような事案を発生させ深くおわびする。職員に対する指導をより一層徹底し、信頼回復に努める。