規格外の大根を看板メニューに 食品ロスに取り組む すし酒場
かつおだしで煮込んだおでんと江戸前ずしが看板メニュー
おすすめ料理は、鶏白湯(ぱいたん)とかつおだしで煮込んだ特製おでん。ラインアップとして「ちくわ」(220円、以下価格は全て税込み)、「たまご」(165円)、「はんぺん」(220円)、「紅しょうが天」(330円)、「ねぎま串」(385円)、「牛すじ」(550円)、変わり種として「ネギ袋」(385円)など10種類がある。お得な「鶏白湯おでん3種盛り」(550円)もある。 人気メニューのおでん「大根」(275円)は、規格外の大根を使っている。とろろ昆布を添え、ひと手間かけた形でお通し(330円)としても最初に出されるので、注文がかぶらないようにしてほしい。規格外の大根の話は、後ほど述べよう。 料理のもう一つの柱は、すしだ。ネタは豊洲市場を中心に、各地の市場から直送させた鮮魚を使用している。コシヒカリ発祥の地である福井県の、美浜町産の米に、老舗の尾道造酢(広島県尾道市)の赤酢を合わせた赤シャリの江戸前スタイルである。 「炙り〆鯖」(198円)や「あじ」(198円)など手頃な価格のネタから、「本マグロ大トロ」(528円)、「本マグロ中トロ」(418円)、「生うに」(858円)、「いくら」(528円)など人気ネタまで充実。お得な「おまかせ5貫盛り」(1518円)もある。 この他、鳥取県境港直送の「アジフライ」(385円)はサクサクふわふわしていながら、食べ応えがある。お店こだわりの逸品なのでぜひ食べてほしい。 ドリンクは生ビール「プレミアムモルツ」(660円)、瓶ビール「サッポロ赤星」(中瓶、715円)、酎ハイ(440円)など定番の他、同店オリジナルドリンクの「寿司屋の白がりサワー」(550円)や「茶葉茶本舗の茶ハイ」(495円)などもある。 コエドを運営するソフトライン(東京都調布市)は、吉祥寺で6業態7店舗の飲食店を展開している。同社飲食事業部副部長の大島一美(おおしま・かずみ)さんに、コエドがどのように食品ロスやSDGsに取り組んでいるか話を聞いた。