子どもに「休日もずっと家にいるのはウチだけ」と言われてショック!“毎週末にお出かけ”は普通? みんないくら使ってるの?「子育て世代のお出かけ事情」を解説
まだ親と出かける年頃の子どもを育てている人は、どのような週末を過ごしていますか? レジャーに出かける家庭もあれば、たまった家事をこなしたり、日用品の買い出しに行ったりする家庭もあるでしょう。インドア派であれば、自宅で映画鑑賞やゲームをしているかもしれませんね。ただ、子どもが不満を抱いているケースもあるようです。 本記事では、子育て世代のお出かけ事情について解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
半数が毎週末にお出かけしている
「遊び」をテーマにしたさまざまな事業に取り組むアソビュー株式会社の調査によると、子どもとの遊びを目的としたお出かけをする頻度は、「1週間に1回」と回答した人が最も多く32.6%となっています(図表1)。 「1週間に2回」と答えた人も17.7%、「ほぼ毎日」も2.6%だったことから、半数を超える家庭が毎週末にお出かけをしているという結果になっています。 図表1
アソビュー株式会社 「子どもとのお出かけ」に関する全国調査 子どもが小学生くらいになると、友人との情報交換も活発になります。休日のお出かけについて話す機会もあるでしょう。約半数の家庭が毎週末にお出かけをしているとなると、子どもが「休日もずっと家にいるのはウチだけ」と発言した気持ちも理解できるのではないでしょうか。どうやら、毎週末にお出かけするのは「普通」のようです。
教養娯楽費の平均は1ヶ月約3万円
親であれば、「子どものために、自分の時間を使ってお出かけをする」ことに問題はないと考える人は多いでしょうか。しかし、「費用」には頭を悩ませるかもしれません。 総務省統計局の家計調査によると、2人以上の世帯が1ヶ月に使う教養娯楽サービスにかかる費用は約3万円となっています。仮に1ヶ月に3万円費やすとして、月4回お出かけをすると1回あたり約7500円かかる計算になります。一般家庭にとっては結構な出費なのではないでしょうか。
お出かけは「公園」でも十分!
大人は「お出かけ」と聞くと、遊園地や水族館、動物園などの定番レジャー施設を想像するかもしれません。しかし、子ども目線では意外と、近所の公園やドライブなどでも十分に「お出かけ」と感じるのではないでしょうか。 アソビュー株式会社の調査によると、よく行くお出かけ先(複数回答可)の第1位は「公園」となっており、80%以上の人が回答しています。無料の施設やイベントなどを上手に利用すれば、さほどお金をかけることなく、週末のお出かけを楽しめるのではないでしょうか。