野球の楽しさ存分に 花咲徳栄高校出身のプロ野球選手8人が野球教室 埼玉・加須 中日の清水投手、広島の高橋投手、埼玉西武の西川選手、オリックスの若月捕手らが小学生と交流
埼玉県加須市の花咲徳栄高校出身のプロ野球選手8人と埼玉西武ライオンズ・レディースの10人による少年野球教室が15日、同市の加須きずなスタジアムで開かれた。同市スポーツ少年団が主催。市内と近隣から22チーム、392人が参加。スタジアムには多くのファンも訪れた。子どもたちはプロ野球選手からのアドバイスに真剣に耳を傾け、野球の楽しさを存分に味わった。 育成4位から目指すは抑えのエース 埼玉西武・豆田投手“初の舞台”で決意表明 一日鴻巣署長に充実感 8選手は、中日の清水達也投手(25)=深谷市出身=、広島の高橋昂也投手(26)=久喜市出身=と韮澤雄也内野手(23)、オリックスの若月健矢捕手(29)=加須市出身=、埼玉西武の西川愛也外野手(25)、ソフトバンクの井上朋也内野手(21)、日本ハムの野村佑希内野手(24)と藤田大清外野手(20)。 教室では、ウオーミングアップの後、ポジションごとに集結。キャッチボール、投手としての基本動作、走塁、守備などを教えた。清水投手は「子どもたちはみんな元気。いつもにぎやかだ」とにっこり。「投手として大事なのは同じミスを2回続けてしないことだと伝えた」と話した。清水投手は子どもたちからの質問にも丁寧に答えた。 不動岡キングスの中澤真之介さん(11)は「清水投手が投手としての心構えをやさしく教えてくれた」。礼羽ホークスの進藤晴紀さん(12)は「カーブを投げる時のボールの持ち方などを教わった。分かりやすかった」と話し、感激気味だった。 加須きずなスタジアムを本拠地とする埼玉西武ライオンズ・レディースも一緒に指導した。花咲徳栄高出身で韮澤内野手と同級生の小櫃莉央内野手(23)は「守備の仕方など、基本を教えた。野球教室は楽しい」と話していた。