新広島駅ビルに乗り入れる路面電車 架橋やホームに活用されるのは発泡スチロール 重さは土やコンクリートの1/72で荷重を少なく
来年夏に新しい広島駅ビルに乗り入れる広島電鉄の架設工事も27日が、仕事納めです。 広島駅前の広島電鉄の軌道部分は、年末年始の休みに備えブルーシートで覆われていました。シートの下にあるのは…。 【画像を見る】工事に活用される発泡スチロールや工事が進む駅ホームなど 広島電鉄・駅前プロジェクト推進部 八木秀彰課長 「この区間は地下に広場がある、上の荷重を少なくするために発泡スチロールを中に入れています」 まわりの壁部分はコンクリートでおおいますが、内側は発泡スチロールのブロックおよそ2000個が積みこまれます。 発泡スチロールの重さは土やコンクリートと比べるとわずか72分の1。地下広場にかかる負担も少なります。現在は1層のみですが、今後、2層3層と作業が進められます。 ■路面電車乗り入れる新駅ビル2階も着々と工事が進む 路面電車が乗り入れる新駅ビル2階のホーム。こちらの工事も着々と進められていました。 広島電鉄・駅前プロジェクト推進部 八木秀彰課長 「鉄筋のくぼんだ所に新しくレールを敷設していく。そのための鉄筋組みの後、コンクリートを打設していく予定」 こちらも重量を少なくするため、4つあるホームの下には発泡スチロール300個が敷き詰められています。 年始の作業再開は来月6日で夏の乗り入れに向け作業が進められます。
中国放送
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