加古川女児殺害事件 逮捕の男「好みの女の子を狙った」/兵庫県
2007年、兵庫県加古川市で当時小学生の女の子を殺害した疑いで27日に逮捕された男が「好みの女の子を狙った」などと供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
殺人の疑いで神戸地検に送検されたのは、無職の男(45)です。 警察によりますと、男は2007年10月、加古川市別府町で、小学2年生の女の子(当時7)の胸などをナイフで刺して殺害した疑いが持たれています。 別の事件で無期懲役の判決を受けた男は、服役中の任意の取り調べの中で2006年にたつの市で起きた小学生の殺人未遂事件への関与を認め、11月7日に逮捕されていました。 さらに加古川市の事件への関与も認めた他、土地勘があったとみられることや現場の状況と供述に矛盾がないことなどから警察は27日に逮捕しました。 男は、逮捕後の調べに対しては黙秘していますが、捜査関係者によりますと、2024年5月から行われた任意の取り調べに対し、「服装や背丈が好みの子を狙った」という趣旨の供述をしていたということです。 警察は、動機や事件に至る経緯について詳しく調べています。