元宝塚娘役スター有沙瞳が出演の松竹新喜劇、南座で開幕「一緒に初笑いできたことが本当に幸せ」
元宝塚歌劇団の娘役スター、有沙瞳(ありさ・ひとみ)が出演する「初笑い! 松竹新喜劇 新春お年玉公演」が2日、京都南座で開幕した。 終演後にはゲスト出演の久本雅美、劇団の藤山扇治郎、渋谷天笑らと「新春ご挨拶」を行い「2025年の初舞台をこうして南座で迎えることができ大変うれしく思っています。そして、皆さんと一緒に初笑いができたことが本当に幸せで、胸いっぱいです」と笑顔でコメントした。 久本は「お正月からこうして松竹新喜劇に出演できること、大変光栄に思います。今年こそ“恋の勘違い”したいですね。若手の頑張りに負けないよう、今後ともよろちくびー!」と上演する「春の夢 嗚呼!恋は勘違い」(Aプロ)に引っかけ、おなじみのギャグで笑いを誘った。 扇治郎は「松竹創業130周年という節目の年に、松竹発祥の地でもある京都の南座で公演ができますこと、本当に感謝の気持ちでいっぱい」と話し、天笑も「1月4日に誕生日を迎え41歳になる私ですが巳年だけに“身”を引き締める思いで頑張っていきたい」と力を込めた。 曽我廼家一蝶は出演する「春の夢 嗚呼!恋は勘違い」の原作シェークスピアの「夏の夜の夢」が大阪芸大時代に取り組んだ作品だったことに触れ「思い入れのある作品で、こうして南座で公演を行えることがうれしい限り」と万感の思いだった。公演は「春の夢…」にBプロの「淡路島 温泉町値上がり中」で8日まで。