「2200円の値段に度肝を抜かれ」写真集が売れたアンゴラ村長「30歳、ありのままの体型で出すしかない」
── わかりやすい(笑)。写真集ヒットを機に、お笑い芸人としてだけでなく、グラビアのような露出も増えたのでは。 アンゴラ村長さん:はい。写真集をきっかけに取材してさせてくださいって言っていただくときも「こちらで衣装を用意しますので」って言ってもらえることもあって! 実は数年前に「にゃんこスター」の宣材写真も取り直しました。宣材写真がネタの衣装だった時期があって、縄跳びネタのイメージが強すぎるな、とずっと思っていて。昔から「縄跳びネタしかしない人たち、って思われちゃうから、宣材写真変えましょう」と言っていたんです。おしゃれな写真に変えたら、それもTwitterで4万いいね!くらいいっちゃって。以前「今の『にゃんこスター』はこんな感じです」って私服の写真を投稿したら、10万いいね!くらいついたこともあったんです。私と3助さんのなかでは、「私たちがおしゃれするとバズるってことに、まわりの大人が気づき始めてるな」と(笑)。
■元保護猫・菊次郎との暮らしは3年目「最初は険悪だった」 ── なるほど(笑)。SNSと言えば、アンゴラ村長さんのSNSではたびたび、猫の菊次郎くんとの生活をアップされていて、こちらも人気です。もともとは保護猫だったとか。 アンゴラ村長さん:そうですね。菊次郎は、3年前に日野市の保護施設の方からいただいたんですが、日野市の8号地区にいた野良猫だったので、「エイト」って名前がついていました。2年ぐらい野良で過ごして、その後、3年間は施設にいたみたいです。施設にいた期間が長かったので、私が「この子をいただきたいです」って言ったら、職員さんがみんながワーッて歓喜して。かわるがわる菊次郎に別れを告げていたみたいですね。
── 飼育するうえで、保護猫ならではの難しさは感じますか。 アンゴラ村長さん:そうですね。保護施設の方にも言われたんですが、大人の猫を飼うのって難しいらしくて。でも、私は逆に子猫を飼うのが怖すぎて、自立した猫と暮らしたかったんです。それで「大人の猫がいいです」と伝えたら、「え、大人?」って驚かれました。 野良で過ごした大人の猫は、性格がある程度決まっちゃっているので、そこから人間に合わせるのが難しいみたいで。実際、初めてうちにやってきてから1か月半ぐらいは、険悪な感じでしたね。お互いに「なんでお前がここにいるんだよ」みたいな(笑)。最初は触れられもしなくて、お互いに近づきもしなかったんですけど。