FC東京はルヴァン杯PO初戦敗れるも…ディエゴ・オリヴェイラが望みつなぐPK弾「この1点には価値がある」
[6.5 ルヴァン杯POラウンド第1戦 FC東京 1-2 広島 味スタ] 望みをつなぐ1点となった。FC東京はルヴァンカップのプレーオフラウンド第1戦で敗戦。しかしFWディエゴ・オリヴェイラが1点を返した。「勝てたわけではないが、この1点というものは価値がある」と力を込めた。 【動画】D・オリヴェイラの冷静PKゴール 序盤で立て続けに失点を喫した。前半10分にサンフレッチェ広島FW加藤陸次樹のヘディングシュートを食らうと、その1分後にはカウンターからMF松本泰志に追加点を許した。「相手は強いチーム。そのなかでミスをしてしまうと、ああいう失点を受ける」。FC東京は2点ビハインドのなかで試合を進めることになった。 劣勢が続いていたが、前半25分に一瞬の隙を突いた。中盤でボールを持ったMF仲川輝人から鋭い縦パス。反応したD・オリヴェイラが敵陣PA内に入る。「GKが出てきたが、自分が初めに触ってPKをもらった」。倒されたエースはPKを獲得。自らキッカーを務めると、GK川浪吾郎から目を離さずにゴール右隅に決め切った。 その後同点に追いつくことができなかったが、昨シーズンからアウェーゴールのルールがなくなったこともあり、第2戦で逆転する可能性は十分にある。「次の試合で逆転ができる望みが非常に(できた)、可能性のあるゴールだった」(D・オリヴェイラ)。代表活動で主力不在でも、「私たちは逆転する力を持っている。休養して次の試合に向けていきたい」と気持ちを切り替えていた。