42歳で乳がん発覚、悩み抜いて抗がん剤治療を選択したワケ。医師に「やっぱり怖い」と伝えると
めちゃくちゃ怖い!赤い液体が体内に…
看護師さんに案内されて、半個室のようになったベッドへ。「初めてなので、めちゃくちゃ怖いです!!!」と怖さをアピールし、優しくしてもらえるように全力で訴えてみました。看護師さんは「そうですよね、怖いですよね」と優しくなだめてくれながら準備を進めていました。 その後、カラカラと車輪の音がしたと思うとビニールの防護服に身を包んだ看護師さん2人が登場。想像以上に厳重で、そんな劇薬を体内に入れると思うと緊張はMAXに。間違いがないように名前の点呼確認、薬剤のダブルチェックと本当に厳重に管理されています。 最初に入れる薬は血のように赤いおどろおどろしい薬。吐き気が強く出るので、最初に吐き気止め、次に赤い薬、最後に残った点滴を流しいれるため生理食塩水を入れて、だいたい2時間程度かかるとのことでした。 口の中に変なにおいがすると聞いたのと、氷をなめていると口内炎ができにくいと聞いたので、クラッシュ氷と飴を買って持ち込んで待機。吐き気止めを入れ終わり、いよいよ赤い点滴が入るときはなかなかに怖かったです。
吐き気どめのおかげ?直後はとくに体調変化なし
抗がん剤の点滴の針は太めだそうで、点滴の針が刺さっている腕を動かすのが怖く、スマホも見る勇気がありませんでした。なんとなくムワっと薬くさいニオイが鼻に来たので、冷たい氷と飴を交互になめながら、できるだけどうでもいいことを考えようと努めました。 赤い薬自体の投与時間は40分くらいだったので、意外と体感時間は短く終了。副作用が出るのは明日以降ということで、帰りに吐き気止めやさまざまな副作用対策の薬をもらって帰ります。 わたしは吐き気がひどくてつらい時期があったので、吐き気の副作用がとても心配だったのですが、腫瘍内科の先生曰く、今の吐き気止めはかなり強いので大丈夫だと思います!とのこと。投与初日から3日間は特に強い吐き気止めを処方され、恐る恐るそれを飲んでみました。 点滴終了後、夫が迎えに来てはくれましたが、緊張で頭がぼんやりはするけれど、特に副作用のような変化はありませんでした。早く家に帰って休まなきゃという気持ちで、焦って帰宅したのを覚えています。