【毎日ベスト3】今年も大波乱?エリザベス女王杯を人気薄で制した馬ベスト3
<エリザベス女王杯を人気薄で制した馬ベスト3> <1>89年・20番人気サンドピアリス ダート2勝の実績でエリザベス女王杯に格上挑戦。20頭立ての最低20番人気だったが、岸滋彦騎手を背に後方から豪脚で差し切った。父はハイセイコー。 単勝配当は4万3060円。レース史上だけでなく、グレード制を導入した84年以降のJRA・G1の単勝最高払戻金額となっている。 なお、1番人気の桜花賞馬シャダイカグラは競走中に故障して最下位20着だった。 <2>92年・17番人気タケノベルベット 前走は重賞7着、4カ月ぶりの休み明けで挑戦。18頭立てのブービー17番人気だった。藤田伸二騎手を背に中団からまくって3馬身半差、突き抜けた。鞍上にとってもJRA・G1初制覇となった。 単勝配当は9130円。2着には2番人気のメジロカンムリが入り、馬連は7万470円の高配当となった。1番人気エルカーサリバーは6着。 <3>09年・11番人気クィーンスプマンテ スタートを決めてハナへ。12番人気のテイエムプリキュアと2頭で後続を大きく引き離す大逃げとなった。直線でも脚色は鈍らず、行った行ったの決着。デビュー4年目の田中博康騎手はうれしいJRA・G1初制覇となった。 単勝配当は7710円。馬連10万2030円、馬単25万910円のびっくり配当だった。 単勝1・6倍、断然の1番人気だったブエナビスタは上がり32秒9の豪脚を繰り出したものの、3着に敗れた。