ロータスがいま中東マーケットに注力する理由とは?「エレトレ」「エメヤ」が湾岸諸国でホモロゲ取得…軽量スポーツのイメージが薄い地域にこそ勝機あり
AMWノミカタ
2024年上半期のロータスの世界販売台数は4873台のうち、ヨーロッパ、アメリカ、中国で全体の8割を占める3945台が販売されている。日本を含めて、その他地域での販売はまだ多くはない。中東地域はこれまで手つかずのマーケットだとしたら、ロータスにとっては純増が期待できる非常に有望なマーケットだろう。 「ロータスは小型のスポーツカーブランドである」という先入観のない地域であればなおさらだ。国際エネルギー機関(IEA)のレポートによれば、現在、中東・アフリカ地域でのEVの普及率は1%未満だが、EVの輸入関税が低いことが販売を後押しすると予測されている。またこの地域での一般的な自動車販売も全体的に好調で、昨年はサウジアラビアでは23%、UAEは25%、クウェートは17%それぞれ増加していることも販売の追い風になるだろう。ロータスがこの地域でEV車のマーケットを開拓することを期待したい。
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