TikTokで「麻辣湯に幼虫が混入」投稿が拡散 若者に人気の飲食チェーンが謝罪 見解を発表 「防犯カメラの映像によると……」
中国発の麻辣湯(マーラータン)専門店「楊国福マーラータン」が11月15日にX(Twitter)を更新し、「麻辣湯に幼虫が混入していた」と訴えるTikTokの投稿(現在は削除済み)が物議をかもしていた件に関して声明を発表し、謝罪しました。 【画像】「幼虫が混入」 同店の麻辣湯
「虫混入」の投稿が物議をかもしていた
楊国福は、タレントの指原莉乃さんがXで紹介するなどし、若い層を中心に人気を得ている麻辣湯専門店です。東京にも渋谷や銀座など主要エリアに店を構え、海外10カ国と地域に7000軒以上のチェーン店を開設しています。 同店の麻辣湯は、72種類以上の具材をバイキング形式で選び、自分だけのオリジナルメニューを作ることができるというものです。 11月10日、TikTokに銀座店の利用客とみられるユーザーが「虫が混入していた」とする訴えを投稿し、Xなどでもその画像が拡散されていました。
声明を発表
楊国福は同件について、「11月10日のTikTok投稿に関するご説明及び当社の衛生管理について」というタイトルで声明文を発表。 続けて「この度、11月10日に当店で提供した料理に虫が混入していたとの報告がTikTokを通じて発信され、多くの方にご心配及びご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「この報告を受けて、私たちは非常に驚き、重く受け止めております。現在、弁護士および警察に連絡し、調査を進めているところです」と報告しました。 店内の防犯カメラの映像によると「お客様は通常通り完食して退店されました。店内のスタッフもそのお客様からの苦情は一切受けておりませんでした」としています。 また、該当の記録画像を添付し、「店内の衛生管理については、毎日徹底した清掃とチェックを行っており、常に写真や動画で記録を残しております。皆様のご監視とご指摘を歓迎いたします」とつづっています。 同店は「もし今後、当店のサービスや衛生面で何かお気づきの点がございましたら、ぜひスタッフまでお知らせください」としつつ「インターネット上のレビューや投稿に関して、事実と異なる内容が含まれる場合もございますので、正確な情報の把握にご協力いただければ幸いです」と訴えています。 なお、15日には保健所が銀座店を検査したとし、「来週の月曜日に検査報告書の申請に行く予定です。今後も積極的・定期的に保健所に各店舗の検査を依頼し、その検査報告書も皆様に公開いたします」としています。
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