県下水道局 災害対応訓練/埼玉県
大規模な地震が発生し、下水処理施設が破損する場合を想定した災害対応訓練が、21日、和光市の新河岸川水循環センターで行われました。 訓練は、県南部で最大震度6強の地震が発生し、下水処理場が破損して下水処理機能が停止するなどの被害が出た想定で行われました。 下水処理機能が停止すると汚泥が沈殿せず水と分離できなくなるため、施設の外に仮設の沈殿池を作り対応します。 21日は、県下水道局が災害時の支援協定を結ぶ県建設業協会に応援を要請すると、県建設業協会朝霞支部の業者が施設内にショベルカーを運び込み、縦と横が2.5メートルで、深さ60センチの池を手際良く掘りあげました。