昨季の輝きを取り戻しつつあるレヴァークーゼン あらゆるデータが示す現ドイツ王者の復調
公式戦7連勝中
14日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第14節アウクスブルク戦に2-0で勝利した後、レヴァークーゼンのジモン・ロルフェスMDは、「我々は自分達の強さを取り戻した」と断言した。 テリエとヴィルツのゴールでレヴァークーゼンが快勝! ブンデスリーガ第14節アウクスブルク戦 ジモン氏の言葉通り、レヴァークーゼンはここへ来て復調している。ブンデスリーガでは開幕から10試合でわずか4勝にとどまっていたが、11月の代表ウィーク後はリーグ戦4試合全てに勝利し、首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差を4ポイントにまで縮めている。 彼らの好調ぶりはデータからも明らかだ。ドイツ紙『Bild』は、開幕からのリーグ戦10試合と直近4試合に関する以下のような8つのデータを掲載している。 1.1試合平均の得点数 開幕10試合2.1点 直近4試合2.8点 2.得点に要したシュート本数 開幕10試合18.6本 直近4試合18.1本 3.1試合平均の失点数 開幕10試合1.6点 直近4試合1.0点 4.1試合平均の被シュート数 開幕10試合11.4本 直近4試合7.8本 5.ボール支配率 開幕10試合56.1% 直近4試合64.1% 6.1試合平均の総走行距離 開幕10試合116.74km 直近4試合121.03km 7.ドリブル突破率 開幕10試合51.9% 直近4試合56.8% 8.デュエル勝率 開幕10試合52.5% 直近4試合53.3% そして、こうしたデータを基にして『Bild』は、「これらの数値は、11月中旬以降レバークーゼンが明確に試合をコントロールするようになっていることを示している。そのことは、UEFAチャンピオンズリーグにおけるザルツブルク戦(5-0)とインテル・ミラノ戦(1-0)、さらにはDFBポカールでのバイエルン・ミュンヘン戦(1-0)でも見られた」と最近のレヴァークーゼンについて分析している。 レヴァークーゼンは21日に年内最後の公式戦であるフライブルク戦を控えているが、日本代表MF堂安律らフライブルクの選手達にとって今のレヴァークーゼンとの試合は非常に難しいゲームになるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部