上白石萌音、“将棋”と“法廷”がテーマのドラマでテレ東初主演「将棋も法律もゼロからのスタートでしたが今ではどちらも大好きです」高杉真宙が共演に決定<法廷のドラゴン>
2025年1月17日(金)より放送されるドラマ9「法廷のドラゴン」(毎週金曜夜9:00-9:54ほか※初回は夜9:00-10:04、テレ東系)で上白石萌音が主演を務めることが発表された。また、上白石のバディ役として高杉真宙の出演が決定。放送決定に伴い、上白石と高杉からコメントが到着した。 【写真】将棋の天才で、新米弁護士・天童竜美を演じる上白石萌音 ■完全オリジナル脚本の将棋×痛快リーガルドラマ 同ドラマは、「将棋」と「法廷」をテーマにした完全オリジナル脚本のリーガルドラマ。初のプロの女性棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した主人公が、存続の危機に瀕する弁護士事務所の若き所長とバディを組み、得意の将棋に絡めた法廷戦略で事件を解決していく姿を描く。 脚本は、「相棒」「科捜研の女」などを手掛けた戸田山雅司氏が担当し、監督は「転職の魔王様」「先生、私の隣に座っていただけませんか?」などを手掛けた堀江貴大氏が務める。 ■上白石萌音、高杉真宙の役どころ 主演を務める上白石は天童竜美(てんどうたつみ)役で出演。判事を父親に持つ「歩田法律事務所」新米弁護士の竜美は、元々将棋のプロの道を志していたが、あることをきっかけに弁護士の道へ。空気を読まないが、得意の将棋に絡めた法廷戦略で事件を解決に導く。普段は眼鏡をかけているが、ここぞという場面では眼鏡を外して和装で法廷に臨む。上白石は同ドラマがテレ東で初主演となる。 また、共演の高杉は歩田虎太郎(ふだこたろう)を演じる。「歩田法律事務所」所長兼弁護士の歩田は、依頼人ファーストの“優しすぎる”弁護士だが、父親の跡を継いだ事務所は存続の危機。竜美に振り回されながらも共に奮闘する。 ■上白石萌音(天童竜美役)のコメント ――ドラマのご出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想をお聞かせください。 「将棋×法廷」という珍しい掛け合わせに無性に心が躍り、そしてキャストの方が決まるたびに興奮が募りました。緩急の効いた表情豊かな脚本をそれぞれの方のお声で脳内再生しながら、将棋と法律の勉強を面白く進めながら、撮影が始まるのを待ちわびていました。 ――天童竜美を演じるにあたっての意気込みや、演じられる役についての印象をお聞かせください。 大好きなものと折り合いをつけなければいけない瞬間は誰の人生にも訪れると思います。悩み傷つきながらも自分らしいやり方を模索する竜美は、たくましく、眩しく、ときに危なっかしくて、とても面白い人です。周りの人に恵まれながら「勝ち」をまっすぐに目指す姿勢に多くの学びをもらいました。みなさまに愛していただけると嬉しいです。 ――ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。 素晴らしいチームのもと、みんなで難しいセリフやシーンに挑み続け、一歩一歩を積み重ねた日々でした。私は将棋も法律もゼロからのスタートでしたが、今ではどちらも大好きです。その魅力が観る方にも伝わるドラマになっていると思います。更なる続報を、そして放送を、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです! ■高杉真宙(歩田虎太郎役)のコメント ――ドラマのご出演が決まった時のお気持ち、台本を読んだ感想をお聞かせください。 弁護士役をいつか演じてみたいと思っていたので、ついに!という気持ちと共に、自分に演じられるのか不安な気持ちでした。弁護士用語も多く出てくる中に将棋の解説も含まれる台本を読んだのは人生で初めてでした。ただ、難しい話ではなく面白い要素も散りばめられており、読むのが楽しかったです。 ――歩田虎太郎を演じるにあたっての意気込みや、演じられる役についての印象をお聞かせください。 依頼人ファーストだけど、どこか少し頼りない所長の虎太郎先生が愛おしくて仕方がないです。たくさんの人に助けられながら頑張る姿を想像しながら台本を読んでいたので、その姿を表現できていたら嬉しいです。 ――ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さまにメッセージをお願いいたします。 弁護士の作品と聞いて、難しいのではと感じたり、将棋のことがわからない、と思って構えてしまう方もいるかもしれませんが、みなさんのことを置いていかないよう僕らも劇中で説明しております!コメディー要素もあり、キャストも豪華な方ばかりですので、みなさん楽しみにお待ちいただければと思います。 ■プロデューサー・濱谷晃一氏(テレビ東京ドラマ室)のコメント 女性棋士について調べてみたら、プロの女性棋士が未だかつて存在しないこと、そして、プロ棋士の道が非常に険しく、あまたの天才たちがその夢半ばに挫折していく世界に震えました。本作は、初の女性棋士誕生を目前に消えた主人公、その再出発を描く物語です。 上白石さんの和装の佇まい、まさに適役とはこのこと。彼女は将棋に慣れるために、舞台のロンドン公演に、将棋の駒を持っていくほど、この役に愛情を注いでくれています。普段は物静かな竜美が勝負師としてスイッチが入る振れ幅が魅力的で、法廷に和装で臨むユニークな主人公に上白石さんが命を吹き込んでくれました。 そして、高杉さんをはじめ、とてもとてもとても素晴らしい共演陣が揃いました!さらに、日本のミステリードラマ界を背負ってきた戸田山さんと、新鋭堀江監督の手腕で、想像の上をいく将棋法廷戦略も大きな見どころです。まだまだ説明したいことはたくさんありますが、プロデューサーコメントがあまり長くなるのも気恥ずかしいので、ぜひ、ドラマ本編をご覧ください! ■イントロダクション 父親の事務所を受け継いだ、歩田法律事務所・所長の歩田虎太郎(高杉真宙)。抱える弁護士の人数も多かった父の時代を経て、今や所属の弁護士は虎太郎一人に。ある日、裁判所で出会った不審な女性・天童竜美(上白石萌音)が突然封筒を渡してくる。その「封じ手」と書かれた封筒の中には、判決の結果を予測した内容が書かれており、それは見事に的中していた。 弁護士経験はないが、先を読む彼女の力を買った虎太郎とパラリーガルの乾利江は、竜美を弁護士として試験的に採用することにする。元々将棋をやっていたという竜美は事件を将棋の定跡になぞらえて解決に導く。