公立高校の希望倍率1.00倍 38校が定員割れ 群馬県
来年春に中学校などを卒業する生徒の進路調査で、公立高校の希望倍率は今月1日時点で昨年度と同じ1.00倍でした。また、全体の6割が定員割れです。 県教育委員会の発表によりますと、来年春に県内の中学校などを卒業する見込みの1万6620人のうち、高校などへの「進学」を希望している人は1万6406人となり進学希望率は98.71%でした。 このうち公立高校への進学を希望している人は1万1329人、希望倍率は過去最低だった昨年度と同じ1.00倍で、10月時点の調査と比べ0.05ポイント下がりました。 学校別では、高経大附属が1.39倍で最も高く、次いで高崎商業が1.35倍、高崎工業が1.33倍などと続きます。 沼田と沼田女子が統合する新生・沼田高校は普通科が0.98倍ですが、普通科・文理探求コースは1.65倍で学科別で最も高くなりました。 定員割れの学校は、63校中、38校でした。