【阪神】岡田監督の今季限り退任と来季フロント入り発表 粟井社長「絶対に勝つぞという空気に」
阪神岡田彰布監督(66)が今季限りで退任し、来季から球団フロント入りすることが6日、発表された。この日のチームの全体練習終了後、粟井一夫球団社長が取材に対応。「岡田監督の退任、来季のフロント入りをこのタイミングで公表させていただきます」と明らかにした。 【写真】次期監督就任が有力な藤川球児氏 このタイミングでの公表については「10月3日でレギュラーシーズンが全部終了したということ、今日それから初めて全員がそろって練習と。今日からCS、日本シリーズに向けて、さあ行くぞ、というところなので」と説明。一方で来季の監督については「後任に関しては、大変申し訳ないけども、しかるべき時期がきましたら公表します」とした。 岡田監督は15年ぶりに阪神に復帰した昨季、18年ぶり6度目のリーグ優勝に導き、38年ぶりの日本一にも輝くなど、2度のリーグ優勝、日本一と経験は豊富。粟井社長は「これだけ実績がある監督でいらっしゃるわけで、いろんな意味で支えていただこうと思っています」と今後のチームへの携わり方にも期待した。 岡田監督はこの日、甲子園球場で練習前に1軍選手とスタッフ全員を集めて、今季限りで監督を退任することを表明していた。 CS直前に退任が明らかになったが、粟井社長はチーム一丸の戦いを期待。「さらに1つにまとまってもらって、絶対に勝つぞという空気になってほしいなと思います。監督もそれを望んでおられると思っています。さらに、ファンの方も岡田タイガースの最後の戦いということで、必ず勝つと思っていますので、ご声援をいただけたら」と話した。