【高校ラグビー】桐蔭学園が逆転勝利で決勝進出 鉄壁ディフェンスで関東対決制し連覇へ王手
◇第104回全国高校ラグビー大会 準決勝 桐蔭学園(神奈川)25-14国学院栃木(栃木)(5日、花園ラグビー場) 【画像】ボールを抱える大分東明のセニビツ・イリエサ選手 全国高校ラグビー大会の準決勝が行われ、桐蔭学園が決勝進出を決めました。 先に得点を奪ったのは国学院栃木でした。前半7分、22メートルラインのスクラムからバックス攻撃でWTB・家登正宜選手が抜け出し先制トライで0-7とされます。 それでも桐蔭学園は16分に敵陣22メートル内でペナルティーをもらうとラインアウトを選択。そのままモールを組むと、インゴールまで押し込みトライで5-7としました。 しかしその後、国学院栃木に敵陣5メートルでスクラムを奪われると、縦への連続攻撃でFL・下境洋選手にトライを奪われ8-14で前半を折り返しました。 後半に入ると流れが変わり、序盤から桐蔭学園ペース。攻撃のリズムを作ると、敵陣22メートルライン内側からのラインアウトから攻撃を続け、ラックから一瞬の隙を突いたSH・後藤快斗選手が抜け出しトライで15-14と逆転しました。 さらに後半21分、桐蔭学園はグラウンド中央からキックで前進すると、ラックからの連続攻撃で徐々に前進し最後はFB・古賀龍人選手が中央に飛び込み点差を広げました。 その後桐蔭学園は国学院栃木の攻撃を必死のタックルで守り切り、25-14で勝利。昨年に続き決勝進出を決め連覇へ王手をかけました。