12月7日にデビュー1周年を迎える「WHITE SCORPION」のAOI、HANNA、CHOCO(左から)

“IDOL3.0 PROJECT”から誕生した秋元康さん総合プロデュースのアイドルグループ「WHITE SCORPION」が2024年12月7日にデビュー1周年を迎える。同日、1st Anniversary LIVE「WHITE SCORPION 1st Anniversary LIVE～追撃。～」も開催。さらに、6thデジタルシングル『I do love you!』も発売。この1年で大きく変わった今の心境や新曲についてAOI、CHOCO、HANNAの3名に話を聞いた。 【写真】デビュー1周年を迎える「WHITE SCORPION」のAOI、HANNA、CHOCOが今の心境を語った ■「ファンの方と一緒に作り上げている感が出てきて、ライブの空気感も変わってきたと思います」CHOCO ――2024年12月7日でデビュー1周年になりますね。この一年を振り返ってみていかがでしょうか。大きな変化はありましたか。 【CHOCO】この1年でいろんなことを経験して、グループとしても一つになってきたなとすごく思っています。最初は目指すものがみんなけっこうバラバラだったりとか、頑張り方が違ったりとかしていたんですけど、最近は素直な意見を交換し合えるようになったので、みんなで一つの方向を見て一丸となって頑張れるようになってきたなと思います。 ライブの雰囲気も、最初のころは自分たちのパフォーマンスだけで精一杯でしたが、最近はファンの方と一緒に作り上げている感じが出てきて、ライブの空気感も変わってきたなと思います。 【HANNA】1年が経って、充実した日々を過ごしてきたなと思います。最初はライブやリリースイベントをしても新しくファンになってもらおうとか考える余裕もなくて、自分のことだけになってしまっていたところがあったんですけど、1年経った今ではみんなと一緒に作り上げてもっとこうしようと目標が作れるようになったので、ステップアップしていることを自分でも感じています。でも初心は忘れずに頑張っていきたいと思います。 パフォーマンス中も最初は周りを見る余裕がなかったんですけど、今ではファンの方の顔も見られるようになってきたので、目が合うとすごく自分も楽しいです。WHITE SCORPIONをまだ知らない人に、今日のライブで知ってもらおうみたいな気持ちでやっています。 1年前よりは気持ちに余裕も出てきたので、毎回のライブを振り返ったときに、もうちょっとメリハリをつけた方がいいんじゃないかとか、プラスに考えられるようになったので、よくなってきているんじゃないかなって思います。 【AOI】この1年はWHITE SCORPIONの基盤を作った1年になったんじゃないかなと思っています。秋元(康)さんのグループのなかでも新しいグループだから、坂道グループさんとか、48グループさんとか、そういう肩書きがあるグループが多いなかで、私達はゼロから作り上げてきました。WHITE SCORPIONってどんなグループなんだろうと思っている方々も多いなかで、この１年間のリリースイベントやアイドルフェスに何回も出演して曲もたくさんリリースさせていただくなかで、WHITE SCORPIONとしての世界感をこの1年で少しは確立してきたんじゃないかなと思っています。 私自身はもともと、性格的にあんまりグイグイ前に行くのではなくて、一歩後ろから物事を俯瞰して見るようなタイプだったんですけど、このグループに入ってからは自分の思っていることをすごく言えるようになりましたし、最近は少しずつ前に出て行動できるようになっています。WHITE SCORPIONは、自分の思っていることをはっきりメンバーに言ってくれる子が多いので、そういう影響もあって私も少しずつはっきり意見が言えるようになってきたなと思います。 ■「これまでリリースした楽曲がかっこいい系の雰囲気だったので、新曲はかわいくて青春っぽいなと思います」HANNA ――12月7日にリリースされる、6thデジタルシングル『I do love you!』を初めて聴いたときの印象を教えてもらえますか？ 【CHOCO】初めて聴いたときはメンバーみんなで一緒にいました。イントロが流れた時点で、今までの曲と違うとみんな驚いて、最初はけっこう戸惑いもあったんですけど、個人的にはこの曲がすごく好きだと思いました。メンバーもこの曲が好きって言っている子も多いです。歌詞も今まではどちらかというと大人の片思いが多かったのが、まっすぐで学生っぽい純粋な片思いに変わっていると感じたので私達の年代的にも共感とかしやすい歌詞なんじゃないかなって。今まではかっこいい曲が多かったので、新たな入口になればなと思います。 【HANNA】これまでリリースした楽曲がかっこいい系の雰囲気だったので、今回の新曲はかわいくて青春っぽいなと思って、どんどん聴いていくうちにまっすぐな歌詞が多いのですごく想像しやすいというか、それこそ学校みたいな感じに私は捉えています。 期待もありつつも何もできないもどかしい、淡い恋の感じが私たちと同世代っぽい曲で、レコーディングでもハッピーな気持ちで臨めたのが初めてだったので新鮮でした。リアルな気持ちで歌えるって感じです。 【AOI】これまでの楽曲と違ってほぼ反対を向くような明るくて爽やかな曲になっていて、いい意味でWHITE SCORPIONのイメージを覆していける楽曲になったらいいなと思いました。WHITE SCORPIONはこれまでのイメージだと、かっこいいとかクールなイメージを持たれているなかで、こういった明るい爽やかな曲を歌うことで、こういう曲も歌えるグループなんだなっていうのをたくさんの方に知っていただいて、この曲をきっかけにはまってもらえたらいいなと思っています。 ――『I do love you!』はどんな気持ちでパフォーマンスしたいですか。意識していることなど教えください。 【CHOCO】まっすぐな純粋な恋なので、背伸びしたりかっこつけたりせず、本当に等身大の自分で歌えたらなと思っています。今後ライブで披露することがいっぱいあると思うんですけど、ファンの方へ好きっていう思いを乗せて歌えるように頑張りたいなと思います。 【HANNA】笑顔で踊ることってあんまりなかったので、等身大に笑顔で歌って踊れると思うとうれしいです。いつもは目を鋭くして、全部強い感じでパフォーマンスしているんですけど、今回はちょっとふわっと、柔らかい感じに仕上げることができるんじゃないかなと思います。すごく楽しみです。 【AOI】今回の曲は今までなかったものになるので、パフォーマンスを見てくださっていたファンの方々に、この曲でWHITE SCORPIONのギャップを見せていきたいなと思っています。今まで見せたことのない表情だったりを歌に乗せてお届けできたらいいなって思います。 ■「これから2年目になるにつれてもっと勢いを増したWHITE SCORPIONを世の中に広めていけるようにメンバー11人で頑張っていきます」AOI ――話は変わりますが、１年前のデビュー当時にもインタビューさせていただきましたが、最近好きな物は？ 【CHOCO】他にも好きなものはいっぱいありますけどチョコはずっと好きですね。最近はコンソメ味のポテトチップスばかり食べています。濃いコンソメ味がお気に入りです。お魚もお肉もどっちも好きですが、お魚だったらサーモンが好きです。お肉は牛タンが好きです。つけ麺も好きです！ポテチを食べながらアニメを見るというのがいちばんの楽しみです。 【HANNA】イチゴが大好きです。イチゴ味のグミも好きですし、イチゴをそのまま食べるのも好きです。練乳はかけない派ですね(笑)。とちおとめをよく食べています。先っぽを先に食べるのが好きです。 【AOI】1年前はサーモンポキ丼が好きだと言っていましたが、最近はインドカレーが好きで一昨日も食べました。2日に1回食べたいぐらいです。バターチキンカレーにチーズナンの組み合わせが最高、辛いのよりはマイルドな方が好きです。あとは無糖のミルクティーをよく飲んでいます。なかなかコンビニで売ってないので、スーパーで見つけたら大量買いしてストックして毎日飲んでいます。 ――ファンのみなさんに最後にメッセージをお願いします。 【CHOCO】12月7日の「WHITE SCORPION 1st Anniversary LIVE～追撃。」は絶対に満員にしたいと思います。少しでも多くの方に来ていただいて、もっと好きになってもらえるように、この1年間の集大成を見せられるように頑張るので、ぜひ1周年の私達を目に焼き付けてもらって、2年目もさらにもっともっと大きな場所でライブできるように頑張るので、ずっと見守っていてください。 【HANNA】『I do love you!』をぜひ聴いてください！2年目も右肩上がりにステップアップできるようにこれからも頑張っていくので、皆さんぜひ今後とも応援よろしくお願いします。 【AOI】もうすぐデビュー1周年を迎えるんですけど、まずは「WHITE SCORPION 1st Anniversary LIVE～追撃。」を大成功させたいという思いが一番強いです。同日に6枚目のデジタルシングルもリリースするということで、また新しいWHITE SCORPIONを見るせることができるので、楽曲も楽しんでいただきたいですし、これから2年目になるにつれてもっと勢いを増したWHITE SCORPIONを世の中に広めていけるようにメンバー11人で頑張っていくので、私達と一緒にもっと大きなステージに向かっていきましょう。これからもぜひWHITE SCORPIONの応援をよろしくお願いします。 撮影・取材・文＝野木原晃一