写真：トラベル Watch

　NEXCO 3社は12月25日、大型車向け短時間限定駐車マスを新たに24か所のSA/PAで導入すると発表した。 【画像】短時間限定駐車マスを新たに導入する休憩施設 　60分以内で利用できる「短時間限定駐車マス」は、大型車ドライバーの休憩機会を確保する実証実験として、11か所のSA/PAで2023年11月から順次導入しているもの。東名 足柄SA（上り）では、短時間の利用台数が約1.8倍、駐車マスの回転率が約1.5倍に増加するなど、運用効果が確認できたことから、新たに132マスを整備する。 短時間限定駐車マスを新たに導入する休憩施設 東北道：佐野SA（上り）、大谷PA（上り）、那須高原SA（上り）、吾妻PA（下り）、菅生PA（下り） 東名：駒門PA（上り）、東郷PA（上り） 新名神：甲南PA（上下）、茨木千提寺PA（上下） 山陽道：三木SA（上下）、吉備SA（下り）、福山SA（上り）、小谷SA（上下）、宮島SA（上下）、下松SA（上下） 中国道：美東SA（上り） 九州道：吉志PA（上下） 　一方で、短時間限定駐車マスに60分以上駐車する車両を一定数確認していることから、駐車時間を判定するための画像処理技術を導入する。対象施設は、東北道 蓮田SA（上り）、東名 足柄SA（上り）、九州道 古賀SA（下り）の3か所で、施設内のモニターに空き状況や駐車時間を表示し、60分以内の利用を促す。 　深夜・朝方（0時～9時出発）では、利用者全体の約30％が60分を超過しており、全員が適正な時間で利用した場合は1日あたり752台の利用機会が創出できるという。