ワイルドでタクティカル!渋いカラーリングも男心をくすぐる“軍モノ”ミリタリースニーカー5選
2. SUPERGA ARTIFACT「MIL-SPEC LC POLISH CAMO」 ■ ワークとミリタリーを掛け合わせ、カモをひと振り 100年以上もの歴史を誇り、“イタリアの国民靴”とも称されるスペルガ。1925年に誕生したモデル「2750」に代表されるように、キャンバス素材のアッパーとラバーソールで構成されたシンプルなローテクシューズを得意とし、近年ではヴィーガン認定を受けたエコフレンドリーなモノづくりを標榜しているが、実はイタリア海軍への官給実績もあって、ミリタリーとは縁が深いことでも知られる。 メンズ初のプレミアムラインからのリリースとなる本作は、1950年代に同社のワークブーツで使用されていた重厚感溢れるカレンダーソールと、ポリッシュカモ柄のアッパーのコンビネーションによる骨太な佇まいが魅力だ。実用性と洗練されたベーシックを好む大人の足元を新鮮なカモフラージュ柄で彩ることで、薄着の季節にも絶好のアクセントとなり得る。
3. Hender Scheme「citizen trainer」 ■ 軍モノでありながらも、洗練された佇まい ミリタリーシューズと聞いて、多くの人々の脳裏にまず思い浮かぶのが、1970年代~90年代にかけてドイツ軍が採用していた「ジャーマントレーナー」だろう。様々なブランドがこれをモチーフとしてきたが、エンダースキーマの場合は、ひと味違う。 漂う雰囲気を変えることなく、内側と外側で異なるデザインをドッキングさせたアッパーに、ミーリングで弾力を出したカウレザーと上品な風合いのインポートスウェードをコンビ使い。あえてメダリオンをあしらうことで軍モノに不可欠な機能性を打ち消し、エレガントな匂いを付加。さらにヒール部よりもトゥ側をノンライニング構造にすることで屈曲性も十分。柔らかな足馴染みが楽しめるだけでなく、その洗練された佇まいの一端を担い、さらには経年変化にも期待ができよう。