デービス戦で激怒した男がライアン・ガルシアにビールをぶちまけ乱闘に、その男とは
6月16日(日本時間)米国ラスベガスで行われたプロボクシング[デービスvsマーティン]の試合後会場で、来場していたライアン・ガルシアは、以前から確執のあった元IBFスーパーミドル級王者カレブ・プラントに遭遇。 ガルシアはいきなりビールを引っ掛けられ、周囲は乱闘となり会場は大騒ぎとなった。 【フォト・動画】ガルシアがビールを引っ掛けられる瞬間!相手のプラントが押し倒される ガルシアは今年4月、デヴィン・ヘイニーから3度のダウンを奪い番狂わせの勝利。 しかしドーピング違反が疑われ、プラントは以前からその件で、SNSでガルシアと言い争っていた。 ガルシアはヒートアップし、プラントの妻を侮辱する発言を連発、これがプラントの怒りに触れたと思われる。 メインが終わってごった返す会場でプラントは、ボディーガードに守られたガルシアに向かって、コップのビールをぶちまける! 会場は騒然となり、プラントやその連れはガルシア陣営や警備員にもみくちゃにされ押し倒された。 ガルシアも罵りまくるも、周囲に止められ、最後は両者中指を突き立て合い、ガルシアが離れていった。 プラントは21年、カネロ・アルバレスにIBFスーパーミドル級王座を奪われるまでは防衛を続け、カネロ戦でも11Rまで食い下がる激闘。 この日のセミに出場したデビッド・ベナビデスとは、昨年3月に暫定タイトルマッチ戦で判定負けするも、それまでほぼKO勝利してきたべナビデスと最終ラウンドまで殴り合った根性の男だ。 ガルシアは今月上旬にも米国内のホテルにおいて器物破損で逮捕、ヘイニー戦前には計量会場でビールをがぶ飲みするなど奇行が目立っている。 ガルシアはその後、プラントのDMにプラント妻に関する卑猥な挑発を送り、Xでは「次に会ったら必ずタックルする」「ホテルで決闘だ」「15年後になるかもしれないがあいつを泣いて謝らせる」と怒涛の暴言ポストを続けている。 冷静になったプラントはガルシアについて「彼は多くの助けを必要としていて、(暴言や奇行を)続けているんだ。彼が求めているものが得られるといいけど」とコメントしている。