阪神・中野「どんどんチャレンジしたい。積極的にいけたらいい」3つの原点回帰で盗塁王奪回を誓う
阪神・中野が盗塁王奪回へ“リスタート”を切った。この日は筒井コーチと個別の走塁練習に臨み、二盗を繰り返した。新人の21年に最多盗塁(30個)に輝きながら、以降は23、20と減り、今季はわずか6個。「盗塁王を獲った昔を思い出したい」と再びタイトルを争うべく、3つの原点回帰を期した。 【写真あり】藤浪晋太郎 阪神選手らとのプライベートショットに「すげ~メンバー」 まずは、一塁から二塁まで蛇行せずに走る。この日は走路に直線を引き、その真上を走ることを徹底した。続いて、二塁ベースの右端を狙って滑り込む。相手のタッチを避けるべく、捕手から遠い位置へ触塁する技術を体に染み込ませた。最後は「帰塁」の速度アップ。けん制対応の不安をなくせば、スタートの方により多くの意識を傾けられる。 「どんどんチャレンジしたい。積極的にいけたらいい」と中野。来季逆襲へ淡々と足固めを進めていく。