停車していた車に、小学生が自転車で突っ込んでケガ→これって車が悪いの? 「危うく冤罪に」「全責任を負わされた」
小学生数人が乗る自転車が、交差点で止まっていた車のフロントに突っ込んできて…。ある地方都市に住む女性キミさんが遭遇した飛び出し事故について取材しました。 【画像】自転車がやりがち、これ危険です 自動車が停車している状態で自転車が飛び出してきた場合でも、証拠がなければ自動車側の過失に問われることもあり、苦境に立たされたキミさん。 「自転車も軽車両扱いと言われている昨今、まだまだ野放し状態なのでもっと厳しくしてもらいたい。ルールを教えるだけではダメ。子どもを含め、自転車に乗る人が理解して欲しいです」と訴えるキミさんに、事故の詳細を聞きました。
目撃者がいなければ加害者になっていたかも
事故が発生したのは信号のない交差点の手前。「反対車線に路駐があり、それを追い越そうとする高校生がいたので、車を止めて、先に行ってもらおうとした時でした。小学生たちが“競争だー”と言いながら、ノンブレーキで猛スピードで大きく飛び出して、私の車のフロントにぶつかったんです。小学生側の道路が止まれで、こちらが優先道路でした。ぶつかった勢いで車は破損しました」。 事故を目撃した高校生は、警察官が到着するまで、その場で待機してくれており、小学生の行動と車は止まっていたこと全てを警察官に証言。 「自分の意志で警察官が来るまで待ってくれて、車は悪くないと言ってくれたのはありがたかったです。警察も事故の状況と車の傷を見て自転車のスピードがかなり出ていたこと、車は悪くないことを言ってくれました。だけれども、事故を起こしたことになってしまったのは、変えようのない事実です」。 そして、ドライブレコーダー(以下ドラレコ)がないため、自転車側に100%非があることを証明できないと言われたそう。「警察にも保険会社にもドラレコがあれば有利になったと何度も言われましたが、私の車にはついていませんでした」。 ドラレコの代わりに携帯の動画撮影でも同じ効果があると聞いたので、この事故後、車載携帯ホルダーを購入し動画撮影するように。運転中は撮影し、何もなければ、すぐに削除するようにしているそうです。