近畿勢59年ぶりの競輪祭V! 脇本雄太がグランドスラムに王手「親王牌での失敗を糧に」/優勝者コメント
小倉競輪のナイター「朝日新聞社杯競輪祭(G1)」は24日、最終日を開催。12RのS級決勝を制した脇本雄太の優勝インタビューは以下の通り。(アオケイ・八角記者) ーー近畿勢の競輪祭優勝は59年ぶりとなりました。 脇本:どうしても意識をしてしまう大会でしたし、何とか払拭したいという気持ちはあった。 ーーG1優勝は一昨年(22年)のオールスター以来です。 脇本:去年のオールスター(シャイニングスター賞)の大怪我から時間が経ったとはいえ、本調子でない戦いが続いているけど、復調しているのかなと。 ーーレースをふりかえって、いかがでしょう? 脇本:最終ホームでは、いつでも行けるようにと構えていたけど、本当に(犬伏が)来るとは思わず焦った部分もあった。 前回の寬仁親王牌の決勝での失敗があったからこそ、それを糧に今回はやれたと思う。後ろに誰がいるか分からず、最後まで踏み続けた。無我夢中だったし、冷静ではなかったです。ハンドルを投げるまで優勝の確信はなかったですね。 ーーグランドスラムへ、残るは全日本選抜競輪のみとなりました。 脇本:まずはグランプリに向けてですね。 ーーグランプリには3年連続で出場が決まりました。今後のプランはいかがですか? 脇本:今回の疲れを取って、また練習を積み重ねていきたいと思います。今後に控えるレースは全て欠場して、グランプリに向けて合宿を組む予定です。グランプリでは、古性君と2人で優勝を目指して頑張ります。 ーー最後に改めてグランプリと来年に向けて意気込みをお願いします。 脇本:去年の怪我で今年は苦労する1年だったけど、後輩たちのおかげで結果を残すことができた。それを噛みしめて、今後も頑張っていきたいと思います。