英語学習のプロに聞く「初心者でも楽しめる映画」答えはあの実写化作品だった

「英語学習には興味があるけれど、なかなか上達しなくてやる気をなくしてしまう」「楽しくないので長続きしない」……あなたもそんな経験はないだろうか。 この連載では、海外映画やドラマを楽しみながら、かつ英語学習にも活かす方法をご紹介。ナビゲーターはAI英語学習アプリ「abceed（エービーシード）」を運営するGlobee代表の幾嶋研三郎さんだ。 毎回1つの作品を取り上げ、ビジネスパーソンがすぐに活用できるフレーズも教えてもらう。あなたもおすすめ作品にどっぷりハマりながら、英語学習に挑戦してみてはいかがだろうか。 アニメや漫画などの実写映画化が昨今、話題を集めています。 2023年には、人気漫画の『ONE PIECE』がNetflixで実写化され、世界的に注目を集めました。 また、漫画『キングダム』の最新シリーズ『キングダム 大将軍の帰還』（2024年8月23日公開）は公開43日間で興業収入70億を突破するなど、シリーズ最高のヒットを記録しています。 そんな実写映画の中で、珍しく絵本を実写化して話題となった映画が2018年に公開された『ピーターラビット』です。 原作シリーズの累計部数は全世界で2億5000万部を超え、100年以上も愛され続けてきた『ピーターラビット』の実写映画は、日本でも公開とともに話題となりました。 実写版のピーターラビットは可愛いだけではなく、歌やダンス、ラップやケンカもするなど、コメディタッチに描かれている点も特徴的です。 この作品を題材にして、今回も生きた英語を学んでいくことにしましょう。 『ピーターラビット』のストーリー 主人公のピーターは家族や仲間と田舎で暮らすウサギ。両親は亡くなっているが、優しい人間の女性ビアらと幸せな毎日を送っていた。しかしある日、大都会から潔癖で大の動物嫌いの人間、マクレガーがビアの隣に引っ越してきたことにより、ピーターの生活は一変。動物たちを追い払おうとするマクレガーと幸せを守ろうとするピーターの争いは激しさを増し、思わぬ大事件へと発展していく。