パーティー分配金を不記載 自民岐阜県連、4支部
自民党岐阜県連が開いた政治資金パーティーを巡り、県内4支部が県連から収入の一部を分配されたにもかかわらず、2020年と22年の政治資金収支報告書に記載していなかったことが13日、県連や支部への取材で分かった。支部は「事務的なミス」や「忘れていた」と説明し、報告書の訂正を行うなどした。 県連は政治資金パーティーを隔年で開催している。パーティー券の売り上げ収入の一部を各支部に分配し、県連は20年と22年の報告書に各支部への支出として記載した。 一方、分配を受けた岐阜市支部は計2275万円、本巣市・北方支部は計178万円を収入として記載していなかった。他の2支部も不記載などがあった。