「なんたる体たらく…坂本勇人はもう引退すべきだ」TG首位攻防戦で3度ブレーキのベテランに巨人超大物OBが過激に“喝”!
坂本は今季本格的にショートからサードにコンバートされて守備の負担を減らしたが、104試合に出場、打率.230、6本塁打、30打点の成績に留まっている。打率と打点は、試合に出始めた2007年を除くとキャリアワースト。6本塁打も2022年の5本に次いで2番目に悪い数字だ。 9月10日から敵地で広島に3タテを食らわせた3連戦では、3試合連続でマルチ安打を放つなどの活躍を見せたが、15日の中日戦は体調不良でベンチから外れ、この6試合で、2本しかヒットを打てておらず、打率は.080だ。 まだ35歳。体調の問題なのか、それとも広岡氏が指摘するようにもう体力の限界なのか。残り7試合。引退の声を吹き飛ばす活躍で巨人の優勝を牽引して存在感を示すしかない。広岡氏の“引退勧告”も坂本の奮起を促すためのメッセージなのだ。 広岡氏は「そもそもそういう坂本をスタメンで使うのが間違い」と、この大一番に坂本を起用した阿部采配にも注文をつけた。 「今日負ければ、もうペナントは阪神だ。負けても勝率で阪神を上回っているそうだが、チームはもう目いっぱい。阪神には余力を感じるが、それに比べてジャイアンツは投打に疲弊を感じる。だからこそこの日の1点差ゲームは取っておかねばならなかった。菅野が踏ん張ったし、再三あったチャンスでなんとかできれば勝てていたゲームじゃないか」 巨人OBの広岡氏は古巣の4年ぶりのペナント奪回を心の中では願っている。だからこそ不甲斐ない敗戦がなおさら悔しい。 今日の巨人の先発は、8月28日のヤクルト戦以来、3試合勝ち星から遠ざかっている6勝4敗、防御率3.01の左腕のグリフィン。一方の阪神は4勝0敗と復帰してから負けなしの左腕の高橋。グリフィンは今季阪神戦に3試合先発しているが1勝1敗、防御率5.65と相性が悪い。高橋は今季巨人とは初対戦。 スポーツ各紙の報道によると阿部監督は、「今日は今日、明日は明日でいきます」と、しっかりと前を向いている。 (文責・駒沢悟/スポーツライター)
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