ラグビー日本代表、早大2年・矢崎らイングランド戦で先発デビュー 主将はリーチが再登板
日本ラグビー協会は20日、昨年のワールドカップ(W杯)後の最初のテストマッチとなるイングランド戦(22日、東京・国立競技場)の日本代表登録メンバーを発表し、宮崎市での代表合宿に練習生として参加していた早大2年で20歳の矢崎由高が先発FBに抜擢された。代表キャップを持たない選手は矢崎のほか、プロップ茂原隆由(静岡)、フッカー原田衛(BL東京)、フランカーのティエナン・コストリー(神戸)が先発する。 2015、19年W杯で代表主将を努めた35歳のリーチ・マイケル(BL東京)が再び主将に任命され、フランカーで先発。東京SGを退団したSH斎藤直人やSO李承信(神戸)も先発に名を連ねた。 復帰後の初陣を迎えるエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは東京都内で会見し、「今後の日本のラグビーをつくっていく若手にチャンスを与える」と期待をかけた。リーチは「新しい日本のラグビーにチャレンジする」と意気込んだ。世界ランキングは日本が12位でイングランドが5位。対戦成績は日本の11戦全敗で、昨年のW杯では1次リーグで敗れた。 先発メンバーは次の通り。 FW=茂原、原田、竹内柊平(浦安)サナイラ・ワクァ(花園)ワーナー・ディアンズ(BL東京)リーチ、コストリー、ファウルア・マキシ(東京ベイ)▽バックス=斎藤、李、根塚洸雅(東京ベイ)長田智希、ディラン・ライリー(以上埼玉)ジョネ・ナイカブラ(BL東京)矢崎