消防用機材の入札中止に 事務に誤り、正確な見積もりできず 鳥栖市
鳥栖市は23日、消防団が使用する消防用資器材の購入に関する入札を中止したと発表した。入札事務に誤りがあり、「仕様書」に記載した消防用ホースの個数と、入札業者が見積書の提出の際に添付する「入札金額計算書」様式に記載した個数が違っていた。業者が正確な見積もりをできず、公平性が確保できないと判断した。 25日に開札予定の指名競争入札で、22日に業者から記載に違いがあると指摘を受けた。一部業者からは見積書の提出を受けており、23日、各業者に入札中止の連絡を行った。 市総務課によると、入札金額計算書は複数人でのチェックをしていなかったといい、「入札事務に関わる全ての書類で複数人の確認を徹底し、再発防止に努めていく」としている。(樋渡光憲)
樋渡光憲