コミカルに振り切ったアニメRPG「モンギル:STAR DIVE」を体験【G-STAR2024】
アニメ調で描く3Dグラフィックスのゲームはここ最近で多く見るようになったが、ネットマーブルの「モンギル:STAR DIVE」はビジュアルが特に優れている作品だ。 【画像】試遊版が出展されていた「モンギル:STAR DIVE」 「モンギル:STAR DIVE」は、G-STAR2024の開催に合わせてPVが公開されたアクションRPG。ネットマーブルのモバイルRPG代表作「タッチモンスター」を原作として、キャラクターや世界観、ゲームシステムなどを受け継ぐ作品となる。配信日は未定で、対応プラットフォームはPC、モバイル、コンソール機で展開予定。 G-STAR2024会場の体験版では、30分ほどのゲーム序盤をプレイできた。3Dアニメーションで描かれるカットシーンを挟みながら、マップを進み目的を達成することでストーリーが進んでいく。 内容は「原神」に代表されるようなキャラクター即時交代型のアクションRPGで、手持ちのキャラクターから使用する3人でパーティーを作り、戦闘中は随時操作キャラクターを切り替えて敵と戦っていく。 キャラクターにはあらかじめ炎や氷といった属性があり、異なる属性で交互に攻撃するとボーナスダメージが発生。キャラクターを切り替えた際や必殺技発動時にはカットシーン演出が入り、派手で賑やかなプレイ画面となる。 ゲームエンジン「Unreal Engine 5」を使って制作されているという本作は、とにかくそのビジュアルが良い。2人の主人公「クラウド」と「ベルナ」からしてよく動いてかわいいし、2人とも動かしていて楽しいキャラクターとなっている。 またもうひとつの特徴が、かなりコミカルに振り切った演出面。クラウドはゲーム開始直後、ベルナから大きく振りかぶったグーパンを食らうし、その後は豚型のモンスターにいきなり丸焼きにされそうになっていたりする。 仲間として登場するキャラクターも同じで、いかにもクール系美女な「オフィーリア」が突然の驚愕顔を披露したり、かと思えば、これも突然肌が出まくりの妖艶な看護師風美女「フランシス」が登場してクラウドに太すぎる注射をしようとしたり、やはり少し変である。 とにかく全体的にコミカルであり、アニメーションシーンは常にドタバタしている。序盤のストーリーは、突然暴走をはじめたモンスターの調査という比較的真面目なものであるが、周りのキャラクターが面白く盛り上げてくれる形だ。 本作は操作自体はシンプルにまとめつつ、ストーリーやキャラクターの魅力でグイグイ引っ張っていくタイプのゲームだと感じた。次世代のアニメRPGとして、ぜひ期待したいタイトルだ。
GAME Watch,安田俊亮
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