【DeNA】度会が母校・横浜高で憧れのG戦士の練習を目撃して「能力がすごかった」
◆JERA セ・リーグ 巨人1―2DeNA(5日・東京ドーム) 1点を追う6回1死三塁、DeNA・度会隆輝外野手(21)の打球は、前進守備の一、二塁間をゴロで抜けた。プロ初タイムリー。昨季から続く巨人・戸郷の連続無失点を45イニングで止める同点打となった。 * * * 度会はドラフト指名後の12月に同級生の巨人・木下、中日・津田と母校・横浜高へあいさつに訪れた。村田監督を打撃投手にしてバットを振り込んだだけでなく、後輩にも友達のように声をかけ、時にはアドバイスを送ることもあった。 そこで憧れの存在に出会った。巨人・門脇が、同じグラウンドで自主トレを行っていた。創価大OBで門脇が大学時代からお世話になっているトレーナーが、現在、横浜高に勤めている関係で、練習環境を求めて足を運んでいたのだった。 プロ1年目から126試合に出場し、絶対的な存在だった坂本に代わって遊撃の定位置を奪取した2学年上の先輩との打撃練習が刺激的だった。「確実性、芯で捉える能力がすごかった。尊敬できる部分もある」と目を輝かせた。 「内野の守備はものすごくうまい」と鉄壁の守備にも驚きつつ、負ける気はない。今年輝くのは、ハマの一番星・度会だ。(DeNA担当・内藤 菜月)
報知新聞社