【ハッピーな貯蓄方法】推し活しながらお金も貯める「推し貯金」を実践するアイドルファンたち 「気づいたら貯金箱に15万円!」「落選したチケット代なら惜しくない」
落選したコンサートのチケット代を貯金に
一風変わったかたちで推し貯金をしている人もいる。都内の美容室で勤務する女性・Cさん(25歳/美容師)は、コンサートのチケット抽選に外れた場合、行けなかった分の公演のチケット代金を貯金しているという。 「私は人気のあるK-POPアイドルグループのファンなのですが、チケットが争奪戦で……。ファンクラブに入っていてもなかなか当選しない状況です。例えば、ソウルと東京と大阪と福岡の公演を申し込んだとしても、東京公演しか当たらなかった場合、外れてしまった公演分のチケット代金をネットバンクの貯金用口座に入れるようにしているんです。 実際にコンサートは行けなかったけれども、もし足を運んでいたら発生していた支出なので、1公演観られるだけでも損した気持ちにはならないんですよ。知らない間に口座にお金が増えているという、非常にハッピーな貯金方法だと思っています(笑)」(Cさん) じわじわと浸透している「推し貯金」。好きな人を応援し、ハッピーを共有するというモチベーションでお金を貯める、ファンならではのライフハックなのかもしれない。