【バレー】元NEC川崎の小島満菜美、ダニ・ドルーズがアスリーツアンリミテッドに参戦中
バレーボールSV女子のNECレッドロケッツ川崎からアメリカプロリーグへ移籍した小島満菜美選手。まずは、アスリーツアンリミテッド(Athletes Unlimited以下、AU)に参戦中だ。昨シーズン同じチームに所属したダニ(ダニエル)・ドルーズ選手もアメリカに戻り、小島選手と一緒に戦っている。
斬新なプロリーグ
AUは、2021年にアメリカで開幕した女子バレーのプロリーグで、他のリーグとは、やり方が大きく異なる。優勝チームを決定するのではなく、選手個人の成績で上位4人の表彰選手を競う。選手は44人で、4人のキャプテンがドラフト会議によってチームメイトを選ぶ。選手の出場機会が多くなるように、1チームは11人。チームのホームタウンがなく、毎年違う一都市での開催となる。週に3試合、5週間のリーグ。試合は連戦による体の負担を軽減するために、3セット制。2-0となった場合でも、もう1セット戦い、3セットの合計得点で勝敗を決める。 個人成績のポイントは従来の決定率何%というランキングではなく、決定ポイントとエラーポイントで計算される。例えば、サービスエースは⒓ポイント、サーブミスはマイナス8ポイントになる。サーブのレセプションはパスの成功が2ポイントに対し、エラーはマイナス12ポイント。ブロックは成功が⒓ポイントだが、エラーのマイナスはない、などと各プレーについてポイントが計算される。これにセット毎と試合に勝利したチームポイント、また各試合で3人のMVPポイントが獲得できる(詳しくは公式サイトのabout our formatで)。個人とチームのポイントを5週間合計して、最優秀選手他、表彰選手が選ばれる。 (リーグの詳しい内容は、バレーボールマガジンのコラム欄2021年2月26日、3月17日、4月20日、2022年4月2日、5月6日をご覧ください。アメリカ女子バレーで検索可。バレーボールマガジンURLは、https://vbm.link/)