「緊張感のある場面で投げるもんだと思っている」同点のピンチで動じなかったソフトバンク松本裕樹のメンタリティ
◆オリックス1―3ソフトバンク(29日、京セラドーム大阪) ソフトバンクの松本裕樹投手(27)が、ピンチをしのぐ好救援で今季初勝利に貢献した。7回に2番手で登板し、0回⅓無安打無失点、1奪三振だった。 ■「えーっ!ラブラブですやん」柳田が夫人と2ショット【写真】 2点リードの7回2死一、三塁。プレッシャーの掛かるマウンドでも、心身両面で準備はできていた。「打者を抑えることだけを考えて上がりました」。5球目に投じた155キロで西川を空振り三振に仕留めた。 昨季終盤からセットアッパーとして定着した。今季も藤井とともにオスナにつなぐ役割を担っている。この日は試合前に首脳陣から7回を想定していると伝えられいたが、この日一番のピンチで回ってくる事態に。それでも「そういう緊張感のある場面で投げるもんだと思っているので。その辺の準備はできていた」。淡々と語る姿には、松本裕の今季に懸ける思いと自信があふれていた。
西日本新聞社