日本旅行業協会、ヨーロッパ旅行の促進に本腰、欧州観光委員会と共同プロモーション、より深い体験を提案
ツーリズムEXPOジャパンではさまざまな仕掛け
BtoCへのアプローチでは9月26日から開催される「ツーリズムEXPOジャパン2024」を需要回復への機会として捉えていく。EXPOには、ETC加盟19カ国がブースを出展する予定。各国の最新情報などを発信するほか、各国のブースを巡るスタンプラリー「ヨーロッパへ行こう(仮)」も実施。さらに、ETCのパピリオンでは、食と文化に焦点を当てたクイズショーを展開する。 また、EXPOにはETCエクゼクティブディレクター・CEOエドゥアルド・サンタンデール氏が来日し、基調パネルディスカッションに参加する予定だ。 このほか、旅行会社とタッグを組んで、一般消費者へのリーチも強化。「欧州の多様性をテーマごとに訴求し、消費者の好奇心を刺激していく」(沼田氏)。8月中には10ほどの訴求テーマを公表する。 JATA海外旅行推進部副部長の阿部かすみ氏は、ETCJとの共同プロモーションについて、「欧州の復活なくして、海外旅行の復活はありえない。欧州の完全復活に向けて、JATAとしてもしっかり取り組んでいく」と強調した。
トラベルボイス編集部