「予算内で衣装を購入」英国王室の厳しい? 服装ルール
ある日突然、一般女性がプリンセスになるというストーリーの映画を観たことがある人なら、ロイヤルの一員として行動するために学ぶべき「エチケット」や「ルール」がどれほどたくさんあるか、想像がつくかもしれません。 【写真】違いは? キャサリン妃とメーガン夫人のファッション 実際の王室にも数々のルールがあり、ロイヤルたちは日々、それらに従って行動しています。同じように一般市民にも、ロイヤルと会う機会があったときに取るべき行動についての決まりがあります。 例えば、イギリスの王族たち、そしてロイヤルたちに接するとき、市民はどのように振る舞うべきとされているのでしょうか? そうしたルールについて、エチケットに関するコンサルタントであり、オンラインを含めた研修コースも開催しているボーモント・エチケットの創業者、マイカ・マイヤーさんに話を聞きました。 ※肩書は当時のものです。
服装について
ロイヤルファミリーのメンバーはそれぞれ、担当のスタイリストや側近たちの協力を得て、予算内で衣類を購入しています。 たいていはフォーマルな服装ですが、常にドレスコードに合わせて、身につけるものを選んでいます。
ビジネススタイルのときには、女性は肩を出しません。また、多くの場合はストッキングをはき、つま先を出さないシューズをはいています。 2024年現在、11歳のジョージ王子も、すでにネクタイ姿で公の場に登場しています。
また、外国を訪問するときには、その国のデザイナーが手掛けたものを選んだり、その国の文化にちなんだものを取り入れたりします。 例えばカナダ訪問時には、この国を象徴する「メイプルリーフ(カエデの葉)」のモチーフをチョイス。過去のカナダ訪問で女王やほかの女性ロイヤルたちが身につけたブローチを、キャサリン皇太子妃も何度か使用しています。
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