南カリフォルニア大学でプレーする息子ブロニーを応援する父レブロン・ジェームズ（右）

　NBAドラフト2024の2日目が現地27日（日本時間28日）に行われ、レイカーズのレブロン・ジェームズの息子であるブロニー・ジェームズ（19＝南カリフォルニア大学）が2巡目の全体55位でレイカーズから指名された。史上初の現役選手の父子コンビ誕生となる。 　ブロニーは、昨夏ワークアウト中に心停止に見舞われ、4か月の中断を余儀なくされた。復帰後も、ブロニーは最初の4試合で出場時間の制限があり、1年目シーズンはわずかにNCAAトーナメント出場に及ばなかった。そのため今年4月にNBAドラフト参加表明すると、厳しい意見も飛んでいた。 　しかしブロニーは実力でその声を静めた。今月初めにシカゴで行われたNBAドラフトコンバインでは、最もスピードがあり爆発力のある選手の1人としてテストされ、2回の3ポイントシュート練習で71人の参加者中2位となった。そして練習試合で13得点をマークしていた。大きな注目を集める中で、ブロニーは2巡目の全体55位でレイカーズ入りとなった。 　ブロニーの名前は世界のトレンド1位となった。 　「レブロンの息子だからのレッテルをひっくり返してくれ！」「心からブロニーという存在を納得させて欲しい！」「ブロニー…ここまできたらめっちゃ活躍してほしい」「ブロニーまじでがんばってほしい」「名門レイカーズに入ったんだからここから勝負だよ」「遂に親子の共演が実現するのか」など応援する声が多く上がった。