中森明菜とのコラボ曲「TATOO］を熱唱する香取慎吾

　俳優で歌手の香取慎吾（47）が3、4の両日、東京・国立代々木競技場　第一体育館で「〝Circus Funk〟 Festival」と題した初のアリーナフェスを行い、2日で約1万8000人が集まった。4日の公演では来春、ソロとして初の全国ツアーを行うことを発表した。 　今回のフェスは、11月27日に配信リリースした3枚目のソロアルバム「Circus Funk」を引っ提げて開催。収録曲では数多くのアーティストたちとコラボしたが、2日間の公演には、そのうちChevon、Night Tempo、乃紫らがゲスト出演した。 　4日の公演では客席のファンが、香取のSMAP時代のメンバーカラーだった緑色のペンライトを点灯させ会場を彩る中、センターステージに香取が登場。その後、生バンドの演奏をバックにダンサーを率い、アルバムの表題曲「Circus Funk」、サザンオールスターズのヒット曲をカバーした「愛の言霊（ことだま）～Spiritual Message～」、テレビ東京系主演ドラマ「アノニマス～警視庁〝指殺人〟対策室～」の主題歌「Anonymous」などを披露した。 　今回、アルバムの収録曲の中でも特に話題になったのが、歌手の中森明菜（59）の1988年のヒット曲で明菜とコラボした「TATOO」。香取は「昨日はさ、明菜さんが見に来てくれたんだよ！　本当に幸せだった」と感慨深げに話し、思い入れたっぷりに同曲を熱唱した。 　さらに終盤では、来春の同アルバムのCD発売、今回のライブ映像も含めた香取の特番がWOWOWで来年2月に放送されることも発表。さらに来春の全国ツアー開催も明らかにした。客席から大歓声が飛ぶ中「やったよ！　全国ツアーだ！　（SMAPの）5人でいろんなツアーを何十年もやってました」と振り返り、「うれしいです！　いろんなことがスゴイですよ！」と初のソロツアー開催を発表し、興奮気味だった。 　全18曲を歌い終えると「どうもありがとう。本当に楽しかったです。最高のアルバムができました」と満面の笑み。「来年は全国ツアーでお会いしましょう」と、「NAKAMA」と呼ぶファンにツアー公演での再会を約束した。