まさかの!このままだと当選しそうな「裏ガネ議員」たちの名前…そして選挙後、「石破おろし」が始まる
幹部が懸念する「石破下ろし」の可能性
門前仲町で演説する大空本人に直撃した。 ―自民党が刷新感を出すため、大空さんが使われているという声もある。 「(一瞬、顔をしかめ)私はただただ今回の選挙を頑張るだけです」 注目選挙区を見て回ると、自民党が苦しいと言われる中でも、旧安倍派の裏ガネ議員から勝ち残る者が出てきそうだ。 そこで自民党の幹部が懸念するのが、選挙後の「石破下ろし」である。 「総裁選で石破さんに敗れた高市さんに応援依頼が殺到しており、高市さんは全国を飛び回っている。候補者に恩を売ると同時に、党員にも顔を売っています。自公過半数を維持しても、選挙前の石破さんの非情な決断に恨みを持った反主流派が高市さんのもとに結集して、石破さんを引きずり降ろそうとするかもしれません」(官邸関係者) 萩生田は周囲に「選挙が終わったら、わかっているな」と意味深に語り、世耕は「高市総理になれば俺も復党できる」と嘯いているという。 裏ガネ事件の実態解明から逃げ、小手先の処分に走ったがゆえに、石破は自らの首を締めることになった。 (文中敬称略) 【こちらも読む】『ついに石破がキレた!…「安倍派壊滅」総選挙で「目障りなヤツらは一掃する」』 「週刊現代」2024年10月26日・11月2日合併号より
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