マラソン女子パリ五輪代表の鈴木優花「目的は果たせた」1万Mで33分21秒85の2位…金栗記念
◇陸上 金栗記念選抜中長距離大会(13日、熊本市・えがお健康スタジアム) 女子1万メートル1組(タイムレース決勝)でマラソン女子のパリ五輪代表・鈴木優花(第一生命グループ)が33分21秒85で2位だった。「思ったよりもペースを上げられずに苦しい展開になった中で、ギリギリ耐え抜くという目的は果たせた。タイムに全く納得はいっていないですが、この悔しさや課題をバネに、次のレース、パリ五輪に向けて頑張りたい」と話した。 昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で優勝し、パリ切符をつかんだ期待のニューヒロイン。3月の内定者会見では「初めての五輪代表ですが徐々に実感が湧いてきています。楽しむ気持ちと、何としてでも自分に勝ってその先に行くんだという強い気持ちを持って全力で挑みたい」とやる気をみなぎらせていた。トラックレースから地力を高め、目標のパリ五輪入賞へ向かう。
報知新聞社