国民民主党が与党とのトリガー協議を離脱!立憲民主党との関係に変化は起きる?合流の可能性は?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年2月16日に公開された動画のテーマは……立憲民主党・国民民主党 2つの民主党の展望は? ゲストに選挙プランナーの松田馨氏をお招きし、両党の今後について語っていただきました。 両党合流の可能性はあるのか? 【このトピックのポイント】 ・国民民主が自公との3党協議離脱で玉木氏の責任を問う声も ・スポット的な選挙協力はあり得るが国民民主と立憲と合流する可能性は低い ・立憲は腹をくくって共産と組むのか一線を引くのか選ばなければならない
国民民主党 トリガー条項をめぐる協議から離脱を表明
国民民主党の玉木雄一郎代表は2月6日、ガソリン税を一次的に引き下げるトリガー条項をめぐる自民・公明・国民民主による3党協議から離脱することを表明しました。 「対決より解決」路線を打ち出し、それを象徴するようにトリガー条項の発動に邁進してきた国民民主でしたが、協議がまとまらなかったことで1つの区切りとするようです。 MC鈴木邦和は協議が進まなかった理由として自民党の政治資金問題に言及。特に交渉窓口だった萩生田光一氏が役職を離れたことが大きいのではないかと推測しました。 松田氏もその意見に同意。今後、国民民主としても政治資金規正法違反を厳しく批判していくなかで、新たな交渉役と一から信頼関係を築くことは難しいと判断したのかもしれません。 松田氏は国民民主離脱が次の総選挙で影響を及ぼす可能性に言及。小選挙区で国民民主と立憲がどちらも候補を立てて票割れにつながるかどうかは自民党にとって重要なポイントだとコメントしました。 一方で、国民民主への影響については、予算賛成で党内の考え方の違いを表面化させてしまったこと、それが前原氏の離党につながったこと、そこにトリガー条項も実現しなかったことが重なり「代表の責任を問う声も当然ある」と、松田氏はコメントしました。