国民民主党が与党とのトリガー協議を離脱!立憲民主党との関係に変化は起きる?合流の可能性は?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
国民民主党・玉木代表 立憲と政権を担う可能性に否定的
立憲の泉健太代表はトリガー条項をめぐって玉木氏と会談するとしていましたが、2月14日に協議が見送りになったことが明らかになりました。 国民民主が3党協議を離脱したことで立憲との距離感に変化はあるのでしょうか。これに対し松田氏は「あまり変わらないんじゃないか」と否定的な見方を示します。 その理由として玉木氏自身が外交・安全保障の考え方、共産党との距離感、政権との対峙の仕方、これらの違いから合流できないと繰り返し発言していることに言及。 特に「対決より解決」路線が崩れてしまうと国民民主のコアな支持者を失うリスクがある、と説明しました。 また、立憲・岡田克也幹事長の「懐深く対応したい」といった発言も、玉木氏の反発を招いているのでは、と推測。
選挙に応じて両党が候補者調整する流れはあり得るとしつつ、「立憲と国民が大きな塊になるのは現時点では可能性は低いと思います」とコメントしました。 両党が合流するチャンスはこれまでもあり、そのタイミングで合流せずに別々の道を歩み続けたことで生まれた自負もあれば、そのことを支持してきた支持者もいるわけで、国民民主だけでなく立憲のなかにも合流に否定的な支持者はいる、と松田氏。
「それぞれが独立して数年やってきた結果、どんどん合流しにくくなっている」と改めて合流の可能性を否定しました。 日本の選挙制度を踏まえれば「野党が大きな塊になるべき」という考え方は当然ではあるものの、野党が基本的な政策の部分で分かれている状況では2大政党制の実現は高い壁と言わざるを得ません。 特に共産党に対して、連合は歴史的に相容れないところがあり、譲れない部分があるのは事実です。 そんな状況に対し松田氏は「立憲民主党はどこで腹をくくるか。2つの道しかない」とコメントします。 1つは立憲と共産で組み、他の野党が組めないことを割り切って自公に対する1つの塊とすること。 もう1つは共産党と一線を引いて非共産・非自民の塊を作ることです。目の前の選挙に勝つためには共産党と協力しなければならず、それが続く限り大きな塊を作ることはできない、というジレンマを振り切って選択しなければならない、と松田氏は語りました。 松田氏「(腹をくくらないかぎり)合流するのかしないのかって言いながら選挙のたびに部分的にくっついたりくっつかなかったりを繰り返して、結果的に自民党政権が続くみたいなことになりそうだなと思います」