自民徳島県連、来夏の参院選「特定枠」候補に元衆院議員・福山守氏の方針
自民党徳島県連は、来夏の参院選比例選の「特定枠」候補に、元衆院議員の福山守氏(72)を充てる方針を固めた。今月24日に開く常任総務会で決定し、来年1月にも党本部に公認申請を上申する。
特定枠は比例選で優先的に当選できる枠で、2019年の参院選から導入された。自民党は合区で候補者が出せない県の救済策として活用している。今月8日に党本部から特定枠の割り当て方針を受けた徳島、高知両県連は、選挙区に高知から、特定枠に徳島から、それぞれ候補者を擁立することを決めていた。 関係者によると、特定枠の候補者選定に際し、福山氏の政治経験や支援組織、1次産業に精通していることなどが評価されたという。 福山氏は徳島市議会議員や県議を経て、2012~21年に衆院議員を3期務めた。