「地車in大阪城」将来的には大阪市内全域参加目指す
6日は31基のだんじり曳行
「地車in大阪城」将来的には大阪市内全域参加目指す 撮影・編集:柳曽文隆
大阪市中央区の大阪城公園で5日、「地車in大阪城2016」が始まった。毎年恒例のイベントで、6日には昨年より6基多い31基のだんじりが集結し、同公園内を曳行するという。同イベントの実行委員会は「将来的には大阪市内全域の80を超えるだんじりが参加できるよう取り組んでいく」としている。 大阪城公園に府内各地のだんじり大集結 青空に掛け声響く
観光客らからは歓声も
同委員会によると、今年も同公園の太陽の広場を中心に、園内の巡行などを行っている。今年は大阪市内のほか、東大阪・大東・堺・守口・門真など府内各市のだんじりもゲスト参加しているという。 5日は先行して16基のだんじり曳行が行われたが、それぞれのだんじり囃子や掛け声が交差し、トレーニングを行うマラソンランナーも「すごいなぁ」と言いながら笑顔で横切る。 そして、たまたま訪れていた観光客からは「スゴイ」「こんなの見られるなんて」の声があがり、あちらこちらでシャッターを切る音が聞かれた。
OBPまで響き渡った「だんじり囃子」
同広場に集結すると、各町のだんじり囃子が一斉に鳴り響き、その太鼓や鐘の音が青空のもと響き渡る。たまたま公園に来たという都島区の男性(58)は「OBP(大阪ビジネスパーク)を歩いてたらスゴイ音が聴こえてきたんで、なにかとおもった。しかし、よくここまでだんじりを持ってきて、これだけのことができたもんですね」などと話していた。 同広場では、肉の博覧会や大阪大酒会も行われており、多くのだんじりを目の当たりにしながら、グルメも存分に味わえそう。5日は午後8時まで。6日は午前10時~午後4時半まで行われる。