田崎史郎氏「薄っぺらく映った」小泉進次郎氏の総裁選での発言にダメ出しも涼しい反応に「え?」
28日夜に放送されたTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)の中で、政治ジャーナリスト田崎史郎氏が、今年9月の自民党総裁選に立候補した小泉進次郎元環境相(43)にインタビューする様子が放送された。総裁選での進次郎氏の発言を振り返る中で、田崎氏が進次郎氏から飛び出したひとことに「えっ?」と驚く場面があった。 【写真】小泉進次郎氏、4歳息子との“チラ見せ”ツーショット 28日の番組では、今年1年のさまざまな話題を振り返り、その中で、田崎氏が進次郎氏に話を聞く様子が放送された。 その中で、総裁選期間中に行われた日本記者クラブで候補者討論会で、2025年にカナダでG7首脳会議が行われることを踏まえ、どんな発信をするか上川陽子外相(当時)から問われた進次郎氏が、カナダのトルドー首相が就任した年齢と、自身の現年齢の共通点に言及したシーンを回顧。進次郎氏は当時「トルドー首相は就任した年は43歳です。私は今、43歳です。この43歳、総理就任というトップ同士が胸襟を開き、新たな新時代の扉を開けることができるG7サミットに、主催国であるカナダと、していきたいと考えています」と述べたが、こうした単なる「同世代アピール」には、疑問や批判も出た。 田崎氏はこの経緯を念頭に「年齢の問題から入られましたよね。あれがやっぱり、薄っぺらく映ったんですよ」と指摘。「外交的な知識を踏まえて言われるか、あるいは『これから考えます』といった答え方(をすべき)で。あそこはちょっと失敗したなと思ったんです」と、指摘した。 進次郎氏も「そこは批判もありましたよね。自分の中でもそういう回答、受け答えをしてしまったというところが未熟さといわれれば、その通りだと思います」と、応じた。 ここで田崎氏が「(発言した)あの時、しゃべって失敗したな、と思いました?」と問いかけると、進次郎氏は「言った時は、思わなかったんですよね」と涼しい表情で答えた。 田崎氏は「えっ?」と聞き返し、進次郎氏が「思わなかったですね」と再度述べると、田崎氏は「ああ、そうですか。ああ…」と、戸惑うように応じていた。