<秋ドラマ座談会>終盤見逃せない作品は? 目利きの編集部員が語り合う 神々の攻防に目が離せないドラマ、70年にわたる壮大な愛の物語 “托卵”妻も
C記者:夫以外の男性との子を夫との子と偽って産んで育てる“托卵”ものとして放送前から注目していた。第1話での宏樹(田中圭さん)のモラハラぶりから、主人公・美羽(松本若菜さん)の企みを応援する流れかと思いきや、子供の誕生をきっかけに宏樹が良い人にチェンジして、カオスで面白い展開に。
A記者:先週の第8話(5日放送)では、冬月(深澤辰哉さん)のことを好きな莉紗(さとうほなみさん)に呼び出された美羽が冬月との関係を問いただされ、宏樹も冬月と直接対決という“ダブル修羅場”がハラハラしたね。
B記者:第9話(12日放送)の予告では、美羽が莉紗から水をぶっかけられてた。そもそも莉紗が海外で冬月が死んだとうそをついたから、美羽は托卵しちゃったわけで。一方で、宏樹のことが好きな美羽の親友の真琴(恒松祐里さん)が話を引っかき回していて、この先どうなっちゃうんだろう。
D記者:まさに泥沼だけど、美羽はどうしたいの? 一人で生きていく? でも栞(美羽と冬月の子)は? さすが「昼顔」のスタッフ、やきもきするわ。「昼顔」のように美羽が質素に一人で生きてくとか、今度は本当に冬月が事故で死ぬとかはなしね。美羽には好きな人と結ばれて幸せになってほしい。でも、無理かな~。