早くも冬への備え 高速道路で除雪作業行う車両の出陣式 三重・菰野町
除雪車などの出陣式=菰野町(三重テレビ放送)
本格的な冬の訪れを前に、高速道路で除雪作業などを行う車両の出陣式が6日、三重県菰野町で行われました。 関係機関との連携を高めることで安全を確保しようと毎年開かれているもので、NEXCO(ネクスコ)中日本グループの社員や三重県警察本部の職員など約70人が参加しました。 除雪車などを前に安全祈願式が営まれ、関係者らは玉串をささげて雪氷対策期間中の無事故と作業の安全を祈りました。 桑名保全・サービスセンター管内では、去年1月の大雪により新名神高速道路で丸1日以上にわたる立往生が発生したほか、昨シーズンは東名阪道と新名神、それに東海環状道で雪による通行止めが1回ありました。 中日本高速道路桑名保全・サービスセンターの西岡幹雄所長は「車両の滞留事象が発生すると解消にも相当な時間がかかる。巻き込まれた人たちの人命にも影響する場合があるので冬用の装備を必ずして通行を」と呼びかけていました。